遊タイムより熱い!朝一潜伏が狙えたあの時代のパチンコ

最近のパチンコは規則改正によって遊タイム(スロットで言う天井に近いシステム)が搭載できるようになり、多くの機種が遊タイム到達で97~99%の確率で当選する時短へと移行します。お店側が台にリセットを掛けなければ前日回転数を引き継ぐ為、前日の最終回転数がネット等で確認できるホールは据え置き狙いで朝一行く方も多いですよね♪

私自身行動圏の据置するホールは確認済みで、ネットやLINEで台データを公開している所は最終回転数を確認して美味しい台が無いかチェックしています。当初はそれほどライバルがいなかったんですが、最近では朝一抽選参加者の多くが据え置き狙いという状況となっています。

ただ遊タイム狙いの人の誰もが味わった事のある「遊タイムストッパー」の存在…。勿論そのような機能は搭載されていないのですが、何故か遊タイム発動間際になると激熱演出が続出し挙句の果てに当たってしまうという…。更に当たっても確変や右打ちに移行する嬉しい当たりを引いていればOKなのにそんな時に限って嬉しくないほうの当たりを引くことが多いですよね?私も遊タイム狙いで打っていたのに遊タイム到達前に当たり絶望したことが何度もあります。

しかし知っているでしょうか?実は遊タイムが搭載される前から朝一が美味しい時代がパチンコにあった事を…。今回はそんな時代で美味しい思いをした私の思い出話をしていきます。
ちなみに結構前の話となりますので、細かい部分に間違い等があるかもしれませんがその点はご了承ください。

知らない人が大損する!?地獄の潜伏を搭載したパチンコ台

最近では規則上搭載できなくなりましたが、以前は確変大当たりの一部で出玉なし確変大当たりというのが存在しました。画面上でモード移行の演出が起きており、その時にアタッカーが一瞬だけパカパカします。その後は専用のステージに移行するだけで一見すると当たったかどうか分からない為、潜伏確変大当たりと呼ばれていました。
Rランプを確認すると数秒間だけ2R等が点灯する為、知ってる人であれば分かるんですが知らなければ捨ててしまう事も…。また機種によっては潜伏確変大当たりがループすることもあり、地獄の潜伏ループに突入する事もありました。このような仕様だったので確変のまま閉店する台もそれなりにありました。

潜伏台は遊タイム台の据え置きより美味しい?

今の遊タイム搭載機は遊タイムまでの回転数が画面上に表示されていたり直前になるとカウントダウンが始まったりするなど、打っている人が美味しい状態で捨てにくい様になっています。その為、遊タイムまで100回転以下で落ちているケースは殆どありません。落ちていても遊タイムまで300回転以上が多く、妥協して打つ方も多いのではないでしょうか?また直前で当たってしまうと大体が50%の壁を突破する必要がある為、がっかりするケースが多くあります…。

さてここからは潜伏確変台の話…。
当時はMAX機が1/399と今と比較して当たりが重い代わりに、確変割合が左打ち右打ち問わず80%前後といった感じでした。潜伏割合は機種ごとに異なり、10%の機種もあれば初当たり確変の殆どが潜伏するといった機種もありました。

これらの潜伏機種の美味さは何といっても初当たりの軽さ!!!通常の大当たりが1/399なのに朝一潜伏台であれば1/39など破格の大当たり確率となっていました。4円パチンコであっても大体5,000円以下で初当たりがほぼほぼ取れ、更に80%確変機であれば80%で確変大当たりが獲得できるという状況でした。確変にさえ入れば数千発は余裕で取れるので、朝一潜伏台を取れればほぼ勝ち確定といった感じです。更に当時は今ほどインターネットが流行っておらず、それほど情報が出回っていなかったのでライバルも今と比べると少ないという最高の環境でした。

その当時私は午後スタートの仕事をしており朝一から並べる状況だったので、美味しい台があるか毎日調べてあれば朝一から並ぶといった生活をしていました。その店は朝一は抽選ではなく並んだ順だったので、早い時は朝7時前から椅子を持参して並んでいました。
はっきり言うと働いて稼いだお金より多いお金をパチンコで稼いでおり、お財布の中は常に10万円の束が2~3つあるといった感じでリッチな生活を満喫!!!
という事でここから先は当時お世話になった潜伏確変搭載台を思い出と共に振り返りながら紹介していきます。

驚異の90%ループを搭載した「CR竹内力のムラマサ」

まず最初に紹介するのはニューギンから2010年にリリースされた「CR竹内力のムラマサ」です。
スペックは以下の通り。

大当たり確率通常時 約1/397 高確時 約1/40
確変割合90%
MAXラウンド7R(約900玉)

この機種、初当たり確変の88%が潜伏し、10%の通常を引いてしまうと電サポ4回で終わりという鬼仕様!!!ただ一度確変次回まで獲得すれば80%以上で900発がループする為、かなり高い爆発力を誇る機種でした。更に潜伏ループしない仕様なので、朝一潜伏台を拾って初回90%の確変を引ければウハウハの展開にすぐ移行してくれます♪
私がこの台を拾っていたホールは携帯でデータが見れたので、閉店後にデータを確認して単発終わりだったら翌日朝一に並んでいました。上記の通り単発終わり=潜伏確変の可能性が非常に高いので見分けがつきやすかったんですよね♪
拾えた時は朝一数千円で次回確変を取り、5,000~10,000発(2~4万円分)出してすぐ換金して帰ってました。かなり稼がせてもらった機種の一つなので、マイナーな機種ですがとても思い出に残っています。

お店がひっそり示唆してくれた「CRヴァン・ヘルシング」

続いて紹介する機種は藤商事から2010年にリリースされ「CRヴァン・ヘルシング~ハンティングラッシュ~」。下記に簡単なスペックを紹介しますが変則的なんですよね…。

大当たり確率通常時 約1/24 高確時 約1/24
確変割合100%(10回大当たりまでのリミット機)
MAXラウンド14R(約1,500発)※メイン出玉は2R(約200発)

大当たり確率は破格の約1/24でありながら出玉性能は当時のMAX機(1/399)に匹敵するという爆裂機!!!一度ラッシュに入れば期待出玉7000発近くあるという夢の仕様でした。
しかし美味しい話には裏があり、ラッシュへの道のりが遠いんですよね…。
かなり複雑な仕様なので詳細は省きますが、ざっくり言うと大当たり確率1/24の中で約1%だけある直撃ラッシュを引くorリミット到達時(10回大当たり)に発生するドラキュラバトルに勝利(勝率約33%)するかのいずれかを目指す事となります。
上記の通り本機は通常状態が最もラッシュに突入しやすいので、今の遊タイム台と違ってリセット台が最も美味しい台でした。またリセット台を除くとリミット到達まで近い台が有利となっており、本機はリミット到達までを盤面に付いた時計で示唆していました。

そんな本機ですが私が行っていた近くのお店(上で紹介したムラマサとは別の店)では10台ほど導入しており、台上のポップには本機の時計をディスプレイとして挿していました。最初は特に気にしていなかったんですが、ある日何気なく全台のポップを見てみると1台毎にポップの時計の時間がそれぞれ違う事に気付きました。本機は1/24の大当たりを引く毎に時間が進んでいき12時到達がリミットの合図となっていました。

まさかと思って朝一に入店し、ポップの時計が12時に近い台を選んで着席。すると内部の状態とポップの時計が一致していることが判明!!!
それ以来ポップを確認しながらリミットに近い台を狙って座り、リミット到達時のドラキュラバトルに負けたら別のリミット近い台に移動…。これを繰り返して結構勝つ事が出来ました。ムラマサと比較するとリスクはかなり高い台でしたが、一度ドラキュラバトルに勝てれば10セット大当たりが確定し、リミット到達時に発生する期待度約67%のバトルに勝利すれば更に10セット上乗せされるという夢のある台でしたね♪ラッシュ中の演出もスピーディーで面白く、リミット到達時のバトルも勝てば10回大当たり確定なので気合が入りました。

他にも美味しい台が山ほどあった夢のような時代…

上記2機種の他にも当時は潜伏確変を搭載した機種が非常に多く、朝一ランプが付いている台を朝一探し回っていました。「北斗の拳 ケンシロウ」「北斗の拳 ラオウ」「南国育ち」「クラブムーン」など色々な台で朝一確変台を拾い、美味しい思いをさせてもらってました。また当時は享楽が”進化系ぱちんこ”なるものに力を入れておりセグランプで確変判別が非常にしにくい仕様を搭載していたので、これらの機種も朝一が残りやすかったですね♪ただ一般受けは良くなかったので、すぐに無くなってしまいましたが(苦笑)。

今は遊タイム全盛期で多くの遊タイム搭載パチンコがありますが、プレイヤーも遊タイムまでを判別しやすく美味しい台で落ちている事はかなり少ないですよね…。しかし潜伏確変全盛期は状態を判別しにくく、潜伏確変状態で捨てる人も多かったので朝一だけでなく営業中でも潜伏台を見つける事が出来ていました♪
また今と比較して回転率も良かったのでストレスフリーで打てていたのも大きいですね。今は遊タイムも相まって鬼釘の店が多いですから…
今回はざっくり過去のパチンコの思い出を振り返ってみましたが、また機会があれば思い出の機種なども書いていこうかな~と思ってます。

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