2021年1月から放送予定の「Re:ゼロから始める異世界生活 2nd Season」の後半クール…。
前半はオットーの右ストレートがスバルに直撃するという衝撃的なシーンで幕引きとなりましたね!
前半クールは終盤に400年前の魔女が勢揃いしたり、嫉妬の魔女サテラが登場したりと目玉となる場面が目白押しでした(^_^)
しかしあまりに終盤の物語展開が激しすぎて、後半クールに向けて解決すべき問題が分からなくなってしまった方も多いのではないでしょうか?
という事で今回は来年放送の後半クールに向けて、スバル達が解決すべき問題についてまとめていきます。アニメ勢の方でも安心して読めるようネタバレは極力避けて話を進めていきます。
※一部私の考察も含まれていますので、違う部分もあるかもしれません…。その点を考慮して読んでいただけたらと思います(‘◇’)ゞ
エミリアによる聖域の解放
まず一番の問題が【聖域の解放】ですよね?聖域を解放しなければハーフエルフであるエミリアは結界に阻まれて外の世界に出ることができません。詳しくは後述しますがロズワールも聖域の解放を願っており、聖域の解放はリゼロ第2期における最大の目的でもあります。
聖域の解放は墓所の試練を突破する必要があり、試練には資格が無ければ受けることができません。
前半クールにおいてスバルとエミリアが資格を持っている事が判明、墓所の試練に挑戦してスバルは第一の試練を突破しています。第二の試練は挑戦したものの、突破したかどうかは不明な状態となっています。それに対してエミリアは第一の試練すら突破していない状態です。
第一の試練を突破し第二の試練も受けたスバルですが、38話で分かる通りエキドナから試練の資格を剥奪されてしまったので、エミリアの代わりに試練を突破して聖域を解放する手段を取ることは出来なくなってしまいました…。
つまり聖域の解放はエミリアの試練突破に掛かっている状況となっています。前半クールでエミリアは幾度となく第一の試練を受けてきましたが、突破できる気配は一切なく心が壊れてしまうまで追い込まれていました(>_<)
後半クールではそんなエミリアを支えながら墓所の試練を突破してもらう必要があるのです!
聖域の解放に反対するガーフィールの対処
エミリアの試練突破も問題ですが、それと同じくらいの問題としてガーフィールの存在があります。ガーフィールは表向きは聖域の解放に前向きですが、実は聖域の解放には反対の立場を取っています。
前半クールでも聖域の解放に動くスバルに対して監禁等を行い、聖域を解放させないように動いていました。またエキドナから茶会の最後に
「愚かで哀れなガーフィールは外の世界を恐れている」
とスバルへ助言するシーンもありましたよね?そのことからも分かる通り、ガーフィールは外の世界へ出る事を拒んでいるようです。
ガーフィールはロズワールでさえ警戒するレベルの戦闘力を持っており、かなり厄介な存在となっています。後半クールではそんなガーフィールを如何に対処するかがキーポイントです。敵として対峙すると恐ろしいガーフィールですが、味方ならとても心強い存在になりますがどうなるのでしょうか…?
屋敷の襲撃者への対処
スバルにとって絶対に無視できない状況として【エルザとメィリィによる屋敷の襲撃】があります。
38話でロズワールによる指示という事が判明しましたが、彼女達はベアトリス・フレデリカ・ペトラの3人を狙っています。ちなみにレムに関しては襲撃する対象に含まれていません。
これも38話で判明しましたが、ロズワールはスバルをエミリア以外を救わない非情な存在へ導こうとしてます。その一環として屋敷に居る3人の襲撃を命じたのです。如何にスバルが『死に戻り』の力を使っても同時に別々の場所で起きる2つの問題に対応する事は出来ない為、結果としてどちらかを見捨てる決断をしなければいけない状況を作り出したのです。
屋敷を襲撃した腸狩りのエルザは驚異的な戦闘力を有しており、メィリィに関しても恐ろしい数の魔獣を携えて襲来していますので生半可な戦力では太刀打ちできません…。
前半クールにおいてラム・フレデリカ・ベアトリスでも対処できなかった彼女達をどう退けるかが大きな問題となっています。
契約に囚われたベアトリスの解放
屋敷で起きている問題は襲撃者の来襲だけではありません。禁書庫で”その人”を待ち続けているベアトリスを解放してあげる必要があります。ベアトリスにそんな使命を与えたのはベアトリスが”お母さま”と慕う強欲の魔女エキドナです。
エキドナとベアトリスの関係は後半クールで明らかになるので詳細は省きますが、400年前に二人は一緒に過ごしており、ベアトリスの生まれにエキドナは大きく関与しています。
茶会でのエキドナとの会話シーンから分かる通り、エキドナがベアトリスに命じた”その人”は具体的に誰という指定はありません。誰でもない”その人”を400年待ち続けたベアトリスは生きる希望を無くして契約からの解放=死を望んでいます…。
スバルはそんなベアトリスを説得して生きる希望を示さなければなりません。エキドナにも宣言しましたが、スバルはエキドナの手を取らずベアトリスの手を取ることを誓いましたからね(^_^)
しかしベアトリスの解放は簡単な問題ではありません…。
36話でベアトリスはスバルが自分を一番にしてくれるなら…と言っていますが、スバルの中でエミリアとレムを差し置いてベアトリスを一番にすることはできませんし、そんな事はベアトリスも分かっています。そして一番に出来ないなら殺してほしいと願っています。
建前だけでベアトリスを一番にすると言って連れ出す方法もあるかもしれませんが、そんな方法をスバルが取ることは絶対に出来ませんし、仮に取ったとしてもそんな事はベアトリスにすぐバレてしまいますよね…。
ベアトリスの解放に成功すればあらゆる問題に対処できそうですが、スバルはどのような方法でベアトリスを説得し生きる希望を示すのでしょうか?
三大魔獣「大兎」の対処
リゼロ史上最悪の死に方の原因となった三大魔獣のひとつ「大兎」…。数え切れない位に分裂し、1体でも生き延びていればその1体からまた無数に分裂するという非常に厄介な存在です。尽きない飢餓感によって大兎が通った後は生物が存在しない状態になってしまいます。
大兎の生みの親である暴食の魔女ダフネによって強力なマナに集まる習性を持つことや、食べること以外考えを持たないことから一ヶ所に集めてまとめて消してしまえばいいことが判明します。
現状強力なマナを使えるのはロズワール・エミリア・ベアトリス辺りですが、ロズワールはスバルの敵側に位置しており、ベアトリスは屋敷…頼れそうなのはエミリアですが墓所の試練もある状況で大兎の対処も出来るのでしょうか…。
ロズワールの思惑を如何に突破するか
エルザの屋敷襲撃・聖域での突然の大雪…どちらもロズワールの手によるものという事が前半クールで判明しています。
何故ロズワールがそんなことをするのか?その理由はロズワールが抱く長年の悲願達成の為です。
ロズワールが持つ「叡智の書」には所持者の望む未来への行き方が記載されており、中にはスバルが世界を繰り返している事も記されていました。
詳細はまだ不明ですがロズワールの悲願を達成する為にエミリアの王選突破と聖域解放が必須となっており、ロズワールはその為にスバルの「やり直し」を活用したいと思っています。
(※ロズワールはスバルの世界をやり直す力が「死」を起点としていること知らない為、『死に戻り』のことを「やり直し」と呼んでいます)
そしてスバルには自分と同じ様に目的の為ならばそれ以外を切り捨てる非情な覚悟を持ってもらう為、まずは屋敷の襲撃をエルザに命じます。その理由は上でも書いた通りです。
また聖域での大雪の目的ですが、エミリアを追い詰める為だけです。劇場版である「Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow」でエミリアが原因(本当はパックでしたが)で雪が降りました。村の住人もそのことを知っており、聖域で突然雪が降り始めればその原因がエミリアではないかと疑います。そうしてエミリアを精神的に追い詰めようとしたのです。
では何故そんなことをしたのか?ロズワールはエミリアが試練を突破できると思っていません。そしてスバルが試練に挑戦できることを知っています。つまりエミリアを追い詰めればそんな姿を見たスバルが代わりに試練に挑戦すると言い出し、エミリアの代わりに試練を突破できると思っているのです。
スバルは屋敷が襲撃されることも既に知っており、前半クールでは聖域を解放する前に屋敷を攻略しようとしました。しかしその動きを察知したロズワールは、屋敷の襲撃をスバルの屋敷帰還に合わせて早めてしまいます。
また聖域の解放が不可能と分かればその瞬間、今の世界を諦めてスバルにやり直しをさせようと動き出します。
スバルは様々な罠を張り巡らせるロズワールの思惑を突破する必要があります。
スバルは茶会でサテラに『死に戻り』を安易に使わないことを約束しました。後半クールでは『死に戻り』を使わず、如何にロズワールの思惑を突破するかに注目ですね!!!
まとめ
さて…ざっくりと書きましたが、解決すべき問題は山積みですね(>_<)
前半クールではスバル一人で奮闘してきましたが、抱えた問題は何一つ解決する事ができませんでした…。38話後半でもロズワールの思惑を知ってどうすればいいのか悩んで頭を抱えていました。
そんな場面に突如現れたオットー!
友達の前でカッコつけるなとスバルに右ストレートを放ちましたね(^O^)
ネタバレになりますので詳細は省きますが、後半クールではオットーが聖域と屋敷攻略のキーパーソンとなります!!!
前半クールでもその株を上げたオットーですが、後半クールが終わる頃にはどこまで上がっているんでしょうか(*´▽`*)
最後に…
忘れてる人もいるかもしれませんが、リゼロ第2期最初の予告である上の動画では第1期で倒した魔女教大罪司教 怠惰担当ペテルギウスが出ていましたね♪
スバルとの掛け合いがとても面白い内容でしたが、最後にエミリアが現れた後聞いたことのない声で「あなたも勤勉ですね…」とスバルも知らない声が聞こえてきました(^_^)
とても短い会話シーンでありますが実はこのシーン、かなり重要なものとなっています!
最後に話した人のことをスバルは知らない…しかし話した人はエミリアのことを知っているような感じで話していますよね?
彼は一体誰なのか…、詳細は第2期後半クールで明らかになるはずです!
後半クールを見終わった後にこの予告を改めて見ると面白いと思いますので覚えておきましょう(^^)/
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