予想通りリゼロ第43話は非常に濃い内容の回でしたね!!!
前回までのエミリア回想と併せてシーマ回想も挟む構成で新キャラも登場するなど、アニメ勢の方は少し難しかったのではないでしょうか?
という事で今回は43話の内容について、ネタバレを避けながら個人的に振り返っていきたいと思います。またアニメでカットされた場面についてもざっくり紹介していきます。
(※あくまで趣味感覚で書いていますので、本格的に解説を知りたい方はブラウザバック推奨です)
リューズ・シーマが見た試練とは?
43話はまずリューズ・シーマが見た試練の内容からスタートしましたね♪
久しぶりに登場したベアトリスは400年前でも全く変わらない姿と性格でしたね(^O^)
そしてそんなベアトリスのお母様として登場したエキドナ…更にその後のシーンでは青年姿のロズワールも登場しました。
参考までに彼の名は「ロズワール・A・メイザース」であり、スバル達が出会ったロズワールは「ロズワール・L・メイザース」なので別人です。
何ともほのぼのとして回想シーンでしたが、この後聖域が作られる原因となった事件が巻き起こります。書籍版では続けてその事件も描かれていたのですが、アニメではカットされていましたね(^_^)
ただこの事件は非常に重要な出来事なので、44話以降で必ず語られるはずなので待ちましょう♪
ベアトリスやエキドナとジュースは知り合いだった!?
アニメではカットされていましたが、ベアトリスがエキドナから注意を受けていたシーンで以下のような会話がされていました。
「そのあたりはジュースに任せよう。きっと張り切って指導してくれることだろうね」
「…ベティーはジュースのこと、あんまり好きじゃないかしら」
「嫌われるのが自分の役割と思っている彼にとって、願ったり叶ったりな評価だよ」
書籍版「Re: ゼロから始める異世界生活」第14巻
この会話から分かる通りジュースは400年前にも存在し、更にエキドナ達と交流があったことが判明しています。ちなみにアニメ第27話でベアトリスとスバルが会話するシーンで、スバルが福音書をベアトリスに見せた時ベアトリスは「お前もベティーを置いていったのかしら、ジュース…」と呟いてます。前半クールでその関わり合いを匂わせていたのに、ここに来て上の会話シーンを何故カットしたのか不思議ですね(;^ω^)
突如現れたパンドラとは何者?
さて再びエミリアの過去に話が戻り、エミリア達の前に立ち塞がったのはアニメ第2期冒頭でレムと対峙した魔女教大罪司教の一人レグルス・コルニアスでした…。
あの時も得体の知れない攻撃でレムを圧倒しましたが、今回もフォルトナ・ジュースの攻撃を一切受け付けていませんでしたね(*´Д`)
そんなレグルスさえ敬語を使う相手として現れたのが初登場となる【虚飾の魔女 パンドラ】です!!!とても美しい姿をしていながらどこか謎めいた雰囲気を漂わせていましたね…。
先に話しておくとパンドラの正体はWeb版最新話でも明らかになっていません。書籍版でエキドナが彼女について少し語っていたので、それも併せて分かっている事を以下にまとめてみました。
・エキドナもその存在を知っている(400年前からの知り合い)?
・存在が秘された、魔女教及び世界の禁忌たる魔女
・三大魔獣の一匹「黒蛇」を操ることができる
・自分の「死」すらなかったことに出来る権能持ち
パンドラは魔女教の中において大罪司教より更に上の立場にいる存在とだけ分かっています。レグルスが敬語を使っていたことからも明白ですね(^O^)
また43話だけでも複数回死んでいるはずなのに、何故か無傷で復活していました。またレグルスに帰っていいといった際も、彼女が『コルニアス司教がここに居るはずがない。彼は自分の屋敷で、妻に囲まれ過ごしている』と言っただけでレグルスは居なくなり、それに合わせるかのようにレグルスによって破壊された周囲は綺麗に元に戻っていました。
彼女が持つ権能については44話以降でエキドナが語るシーンが挿入されると思いますので、それを待ちましょう!!!
ジュースが語ったフリューゲルとは?
ジュースがフォルトナ達を逃がした後、懐から一つの黒い箱を取り出しました。中にはアニメ1期でペテルギウスが扱っていた「見えざる手」のような何かが蠢いていましたね。箱の中身は書籍版でも描かれていなかったので初めて絵になった瞬間でした♪
そしてその何かをジュースは胸に押し当てる際「私をお許しください…。フリューゲル様」と語っていました。
アニメ1期をよく見た方ならピンと来たと思います…。そう、白鯨討伐で大活躍したあの【フリューゲルの大樹】の名前の元であり、更にそのフリューゲルの大樹にはこの世界には存在しない筈の日本語で「フリューゲル参上」と刻まれていました!!!
Web版でも今後チラチラと名前が出てくる(6章だとガッツリ)フリューゲルは、Web版最新話でもどのような人物か判明していません…。
日本語を知っている事や魔女因子を持っていた事から、リゼロの中でも最重要人物に名を連ねるのは間違いないですね(^^♪
三大魔獣最後の一匹「黒蛇」が遂に登場!!!
1期でスバルを苦しめてきた「白鯨」、2期でスバルを食い散らかした「大兎」と名を連ねる「黒蛇」が遂に登場しましたね!!!黒蛇の攻撃を受けたアーチの脚はすぐに黒々と変色していき、更に脚を切り落とした後も身体を蝕んでいきました(>_<)
またアニメではカットされていましたが、アーチがエミリアを連れて逃げていた際にジュースの部下である魔女教の一人と出会い、黒蛇が森に放たれていることを知らされます。その魔女教もアーチ達を助ける為に黒蛇の攻撃を喰らい死んでしまうのですが、その死に方がかなり残酷な描写でした(*´Д`)体のあちこちからどす黒い血を噴き出して死ぬ様子は流石にアニメ化できないとしてカットされたのかな?と思います。
黒蛇は三大魔獣の中でも最悪の存在とされており、他の2匹は暴食の魔女因子を持つものであればある程度制御する事が可能らしいですが、黒蛇は制御不可でこれまで制御できたのは虚飾の権能を持つパンドラのみとされています。
黒蛇は「病巣の魔獣」や「病魔の坩堝」とも呼ばれ、その身体に触れるだけで100の病を発症する為、白鯨や大兎以上の厄災として語り継がれています。Web版最新刊でもまだ討伐された記述が無い為、今後出てくるかもしれませんね♪
どんな攻撃も全て受け流すレグルスの権能は?
あらゆる攻撃を受けても服に傷1つ付けず立つレグルスは圧倒的強者感を漂わせていますよね?
ただ言動は非常に独りよがりで独善的でどことなく小物感も漂います…。
まぁ作者からも「リゼロに登場する中で最も小物なキャラはレグルス」や「ノミとレグルスを比べるなんてノミに失礼」と言われるなど、酷い扱いを受けているのがレグルスです。
そんなレグルスの権能ですが…4章では明らかになりません(泣)。5章で明らかになりますので、アニメ3期が発表されるのを待ちましょう!!!
まとめ
さて…色々な謎が散りばめられた43話でしたが、肝心のジュースがあの狂人ペテルギウスになった要因がまだ分かっていません…。しかし次回その要因が明らかになるはずです。今回もかなり悲しい話の流れでしたが、44話は更に悲しいお話になること間違いなしです(泣)。
また最近はエミリアの過去回がインパクト抜群で忘れがちですが、スバル達はまだ大きな問題をいくつも抱えた状態です。
屋敷を襲撃するエルザ&メィリィの対処、聖域を襲撃する大兎、己の願望を叶えようと策をめぐらすロズワールと挙げだしたらキリがない位残っています。果たしてスバルは全ての問題を解決できるのか…
今後の展開も目が離せませんね♪