遂に発表された「Re:ゼロから始める異世界生活」のアニメ3期。アニメ2期では原作4章だけ描かれていたため、アニメ3期は原作5章のみになるだろうと私は予想していました。
しかし原作イラストを担当している大塚真一郎氏が公開した記念ビジュアルには、6章を思わせるキャラが描かれていたのです。
◪AnimeJapan解禁情報③◪
TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』
原作イラスト:大塚真一郎描き下ろし
『3rd season製作決定記念』イラスト公開。
お祝いに相応しく、作品登場キャラクターが大集合!#リゼロ #rezero #AJ2023 #AnimeJapan▼是非ご覧ください▼ pic.twitter.com/5xah1Z27Sp
— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) March 25, 2023
公開された記念ビジュアルにはリゼロファンお馴染みのキャラクターを筆頭に、5章で新たに登場するキャラクターも多数描かれています。5章の新キャラが描かれるのは当然ですが、なんと5章では一切登場予定がなく、6章から登場する新キャラクターまで記念ビジュアルには描かれていました。そのため、原作のリゼロファンの多くが「リゼロアニメ3期は5章+6章になる」と予想しています。
ということで今回はアニメ3期で描かれるであろう、原作5章と6章のストーリーについてざっくり紹介していきます。これ以降はアニメ3期のネタバレを多く含みますので、一切ストーリーを知りたくないという方は今すぐブラウザバックしてください。
水門都市プリステラに王選候補者と魔女教大罪司教が集結!
5章は4章から1年後を舞台にしたストーリー。
エミリア陣営はアナスタシア陣営から、とある理由で水門都市プリステラに招待されるところからストーリーが始まります。水門都市プリステラにはスバル・エミリア・ベアトリス・ガーフィール・オットーの5人が行くことになりました。
プリステラにはアナスタシア陣営とエミリア陣営だけでなく、クルシュ陣営、フェルト陣営、さらにはプリシラ陣営も現れ、奇しくも王選候補者全員が揃ってしまいます。そんな豪華な顔ぶれが並ぶプリステラに、何と魔女教がとある目的で襲撃してきます。
アニメ1期では魔女教大罪司教 怠惰担当ペテルギウスのみが登場しましたが、何と今回の襲撃には魔女教大罪司教が全員集合するという恐ろしい事態となっています。
- 魔女教大罪司教 強欲担当 レグルス・コルニアス
- 魔女教大罪司教 憤怒担当 シリウス・ロマネコンティ
- 魔女教大罪司教 暴食担当 ライ・バテンカイトス、ロイ・アルファルド、ルイ・アルネブ
- 魔女教大罪司教 色欲担当 カペラ・エメラダ・ルグニカ
たった一人の魔女教大罪司教が現れただけでも大きな被害が出ると言われていますが、そんな魔女教大罪司教が全員プリステラに集結してしまうのです。原作者曰く、大罪司教の中で一番話が通じる(まとも)なのがペテルギウスと言われています。ペテルギウスの異常性を知っているリゼロファンであれば、この面々がどれだけヤバいか理解できるでしょう。
5章は全編バトルシーンが満載!アニメも大迫力になること間違いなし♪
アニメ2期の4章はどちらかというと聖域の解放やエミリアの過去をメインとした、ストーリー性重視の内容でした。しかし5章は【王選候補者(+関係者)VS魔女教大罪司教】といった感じで、バトルがメインに描かれています。対戦カードは流石にネタバレが過ぎるので伏せておきますが、いずれも原作では手に汗握るバトルが繰り広げられており要注目です。特に作者公認の作中最強キャラであるラインハルトもバトルに参戦しており、アニメ1期ではあまり描かれなかった彼のチート級の強さを見ることができます。また4章で仲間になったガーフィールも5章で大活躍しますので、その成長ぶりに期待しましょう。
ガーフィールのサイドストーリーにも要注目!
4章で聖域から解放されたガーフィールはその後エミリア陣営に入っており、今回のプリステラ訪問に同行しています。5章では世界最強を目指す彼の成長過程や家族について、サイドストーリー的な形で少し掘り下げて語られていました。特に家族については涙なしには見れないので、リゼロアニメ勢の方は必見です。
6章の舞台は賢者シャウラが住まうプレアデス監視塔!
5章で魔女教大罪司教が引き起こした事件はひとまず王選候補者と関係者の活躍である程度解決したものの、それでも解決できなかった問題がいくつも残ってしまいました。話し合いの結果、スバルたちが持つ知識だけでは解決できないが、かつて『嫉妬の魔女』の封印に貢献した3人の英雄の一人である【賢者シャウラ】であればその解決方法を知っているかもしれないとの結論に至ります。
【賢者シャウラ】は約400年前の人物でありながら未だ生き続けており、『嫉妬の魔女』を封印している魔女の祠の近くにあるアウグリア砂丘の中にプレアデス監視塔を建てて、その中で魔女が復活しないように400年間ずっと監視していました。また魔女復活をたくらむ魔女教などを、魔女の祠に近づかせない役目も同時に果たしていました。
プレアデス監視塔があるアウグリア砂丘は、魔女の祠から漏れ出す瘴気の影響で大量かつ凶暴な魔獣が多数跋扈しています。また、アウグリア砂丘では不可思議な現象が発生しており、あのラインハルトでもプレアデス監視塔に到達できませんでした。さらに、プレアデス監視塔の近くには魔女の祠があるため、プレアデス監視塔に近づく者は魔女の祠に近づく者と判断され、賢者シャウラの手によって有無を言わさず皆殺しにされてきました。
アナスタシアはそんなプレアデス監視塔に行く方法を知っており、その方法を使ってスバル達はプレアデス監視塔を目指すこととなるのでした。
プレアデス監視塔攻略メンバーにはあの魔獣使いも!?
前述の通りプレアデス監視塔があるアウグリア砂丘は、瘴気の影響で魔獣が大量に発生しています。そのためスバル達はアウグリア砂丘突破のために、4章の屋敷襲撃後ロズワール邸で身柄を拘束されていた「魔操の加護」を持つメィリィを連れていきます。また1年前からずっと眠り続けているレムも、賢者シャウラが持つ知識によって目覚めることができるかもしれないという淡い期待から連れていくこととなります。
最終的にプレアデス監視塔へは
- スバル
- エミリア
- ベアトリス
- ラム
- レム
- メィリィ
- アナスタシア
- ユリウス
以上の8人に加えてスバルの相棒であるパトラッシュも同行することとなります。アニメ1期から登場しているパトラッシュですが、実は物語根幹に関わる重要キャラであることが6章終盤で明かされます。
賢者はシャウラではなくフリューゲル?
多くの苦難を乗り越えて何とかプレアデス監視塔に到着したスバル一行は、遂に賢者シャウラと出会います。しかし可愛い美女のシャウラはスバルを見るなり、「お師様!」と呼んで再会を喜びます。
落ち着いて話を聞くと、シャウラのお師様が賢者であると言いました。そのお師様の名前は何と「フリューゲル」と答えたのです。シャウラはフリューゲルがスバルとそっくりだったので、スバルのことをお師様と勘違いして呼んでいたのでした。
ちなみにシャウラは大塚真一郎氏が3期記念に描いたイラストの左上に大きく描かれている、ウインクをした女の子です。
真の絶望…スバルが記憶を失くしてしまう展開に
プレアデス監視塔の中でもこれまで同様、様々な問題に出くわしてしまいます。その中でも特に大きな問題がスバルの記憶欠落…。
とある理由でスバルは記憶を失くしてしまい、エミリアやベアトリスなども忘れてしまいます。今まで信頼していたはずの仲間たちをすっかり忘れ、誰も信用できず疑心暗鬼に陥ってしまうスバルの様子は、(個人的に)過去最高の絶望を感じる章となっています。
6章ラストは遂に○○が○を○○す感動的なシーン
最終的にプレアデス監視塔の攻略を果たすスバル達ですが、突如○○の○○が現れます。スバルと○○、そして何故か近くにいた○○の3人がプレアデス監視塔ではない別の場所に飛ばされてしまいます。そこでスバルは一緒に飛ばされた○○と会話するのですが、そのシーンが非常に良く、綺麗なエンディングへと繋がる終わり方となっています。
まとめ
ざっくりと5章と6章を紹介してきましたが、5章・6章ともに非常に濃密なバトルやストーリーが展開する内容となっています。リゼロアニメ2期はいまいちだったという方も、3期は絶対に面白いと思えるはずです。そんな5章と6章を、一体何クールで放送するのか今からとても注目しています。個人的には3~4クールで、原作シーンのカットを極力減らした構成になってくれることを期待しています。