2020年8月上旬に導入予定となっているサミーが開発した「P交響詩篇エウレカセブン HI-EVOLUTION ZERO」。エウレカシリーズはこれまでずっと打ってきたので楽しみに待っていたんですが、発表されたスペックがかなり尖っているんですよね…。
そんな新台エウレカのスペックは以下の通りです。
・大当たり確率
1/199(低確率時)
1/94.2(高確率時)
・大当たり振り分け
ヘソ:10R確変1%(ST150回) 3R通常99%(時短100回)
電チュー:10R確変60% 7R確変15% 3R確変25%
・出玉性能
10R→約1400個 7R→約980個 3R→約420個
・確変突入率
直通1% or 時短100回転での引き戻し約40%
・確変継続率
約80%
・遊タイム搭載
天井→通常時599回転で天井発動。時短100回転付き。
※天井発動後の時短100回転スルー後は救済なし
ざっくりと書きましたが、初当たりはほぼ通常で時短100回転で引き戻す事が出来れば継続率約80%のSTに突入するといった時短突破型の台です。
…これ、スペックキツくないですか?
個人的に時短突破型自体があまり好きではないんですが、それにしてもこのスペックは打つ前から打つ気を無くしてしまう…。
という事で今回は私が個人的に思っている新台エウレカのキツい点を挙げていきます。
時短突破型なのに継続率は80%止まり…
P機の中で時短突破型の台と言えば「P魔法少女リリカルなのは ‐2人の絆‐」や「P戦国BASARA」、「Pルパン三世 神々への予告状」などがこれまで導入されてきました。
いずれも初当たりはほぼ通常で、時短中に引き戻す事が出来れば継続率約90%Overの右打ちに突入するといった仕様です。右打ち中に当てさえすれば超高継続ループに期待できるとあって、右打ち中の引き戻し期待度はどれも40%前後とキツくなっています。
それらに対して今回紹介していく「P交響詩篇エウレカセブン HI-EVOLUTION ZERO」は右打ち中の引き戻し期待度は他と変わらない約40%ですが、引き戻したとしてもST継続率は約80%と一般的なST機と殆ど変わらないスペックとなっています。
右打ち中の最大ラウンド比率が60%、更に約1000発以上の比率が75%と右打ち中の出玉率は確かに高いんですが、個人的に突破率が低い時短突破型は出玉性能が多少低くても継続率85%以上は欲しいところです。せっかく苦労してST入れても80%だとあまり続く気がしないんですよね(+_+)
右打ち時の最大ラウンド50%・残り50%が3Rで継続率85%とかだったらまだ打ちたいと思えたんですが…。まぁその時は3Rが連荘したら文句言う人(私も含めて)が出てきそうですが(苦笑)。
天井行っても時短100回のみ…
最近増えてきた天井搭載のパチンコ台ですが、「P交響詩篇エウレカセブン HI-EVOLUTION ZERO」も天井を搭載しています。
天井の発動条件が通常時599回転消化で、天井に到達すると時短100回が付いてきます。
はい、それだけです(;^ω^)。
これ…天井付ける意味あるの?
時短100回で引き戻せる確率は当たった時と同じ約40%、更に引き戻しに失敗するとその後は青天井なので救済なし…。
天井搭載機種はいくつかありますが、どれも天井に到達すれば大当たり期待度約97%以上といった感じで天井さえ行けばほぼ大当たりが期待できる天井機能となっています。
しかし新台のエウレカは天井到達しても期待度40%の時短100回のみ…。
勿論、この時短中に引き戻す事が出来れば継続率80%のST確定なのは良いですが、それにしてもこの天井機能は低すぎる気がします。
詳しくないので憶測での話になってしまいますが、天井を搭載したことによってどこかにしわ寄せが来ているはず…。正直こんな天井機能によって他にしわ寄せが来るくらいなら天井搭載しないほうが良かったと思います…。
個人的に時短突破型以外で出してほしかった…
私個人が新台エウレカに望んでいたスペックとしては時短突破型以外でしたが、まさか最も望んでいないスペックで出てくるとは…。
大当たり時のラウンド比率や出玉が減ってしまう事になると思いますが、それでも良いから天井機能も搭載するなら中途半端な時短ではなく、他の天井搭載機種と同じように天井に到達したら大当たりがほぼ確約されるレベルの恩恵が欲しかったです。
正直これまで導入されてきた時短突破型は長期稼働したものが殆ど無い(強いてあげるならCR009かな?)ので、大型コンテンツであるエウレカであっても今回はすぐに通路になる可能性が高いような気がします。
全国導入まであと少しと迫ってきた「P交響詩篇エウレカセブン HI-EVOLUTION ZERO」ですが、果たしてどうなるのか…。導入後しばらくは各掲示板を見て皆さんの評価を確認していこうと思います。